インキは印刷業界用語なの!?

印刷の業界では、よくインキという言葉を耳にします。
しかし一般的にはインクの方が浸透している気がします。

インク(インキ)とは顔料や染料を含んだ液体やジェル、固体のものを溶かして文字を書いたりするのに用いられます。
語源の違いでインク(英語でink)とインキ(オランダ語でinkt)の違いがあります。

印刷インクとインキペイント

インクとインキには使い分けに特に定義づけられているものは無く、同義語として区別されていないようです。
筆記具として用いる万年筆の場合は、ブルーブラックインクといった感じで「インク」が使われます。
また印刷の場合は、オフセットインキのように「インキ」がつかわれます。
どうやら、顔料・染料を含んだ液状のものを指すときは「インク」、印刷関係で用いる場合には「インキ」と呼ばれることが多いようです。
インクは鉱物や種子などの殻や、海に住む生物から採取される染料が主な原料でした。
墨は黒色に用いられアジアが発祥とされています。
現在ではボールペンやマジックなどの使い切るものが広く需要を占め、ペンの先にインクを付けて筆記するといった用具や手段は日常用としては珍しくなってきています。
印刷用のインキとしては印刷素材によって、高粘度のジェル状のもの、低粘度の液状のものが存在します。
15世紀にグーテンベルクが活版印刷を開発してことに合わせて、筆記用のインキとは異なった高粘度のインキが開発されました。

印刷インク星

インクとインキはどちらも液体です。
呼び方の違いには粘度による使い分けも考えられます。
水のようにサラサラな粘度の低い物は「インク」と呼ばれます。
万年筆やボールペンに使われるものやインクジェットに使用するものは非常に粘度が低いので、インクと呼びます。
印刷業界で使われるものはドロドロとした粘度の高い物で「インキ」と呼ばれます。
いくら粘度が高くドロドロとしていても、流動性があるため液体として認識します。
しかしながら、インクとインキでは粘度の境目がハッキリしている訳ではないので、曖昧にとらえられてしまうようですね。